犬の避妊手術についての情報を簡単ではありますが私なりにまとめてみました。
参考にはならないかもしれませんが、避妊をするかしないかでお悩みの方は一つの意見としてかる〜く聞いていただければ幸いです。
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犬の避妊手術のメリット・デメリットについて
▼犬の避妊手術とは・・・
一般的に卵巣と子宮の摘出を行います。
大体1~2時間の手術時間(病院により異なります)
避妊手術により、防げる病気やメリット
■卵巣嚢腫、卵巣腫瘍
■子宮蓄膿症
■乳腺腫瘍
■発情期のストレス削減 等
特に、乳腺腫瘍の発症率は初回発情前であれば、発症率0.5%まで抑えられるそうです。
避妊手術によるデメリット
■尿失禁
■脱毛
■陰部の皮膚炎
■骨肉腫
■甲状腺機能低下症 等
これらの症状は肥満と関係しているといわれています。
そもそも、避妊手術や去勢手術後に肥満になりやすくなる、というのは新陳代謝の変化が原因だ。と、アメリカの獣医学の学術論文が2007年に公表しています。
論文によると「避妊手術をした雌犬は、してない雌犬に比較して、肥満になるリスクが2倍になることが一つの研究で明らかになり、他の研究結果でも、不妊手術をした犬は、してない犬に比較して、雌で1.6倍、雄で3.0倍肥満の傾向があることが明らかになった。
更に、雌で1.2倍、雄で1.5倍太り気味の傾向があることがわかった。」とされています。
生殖器の維持にはもともとエネルギーが必要だが、手術を行い生殖器を除去することにより、ホルモンのバランスが壊れて、食べたものを適正に利用してエネルギーに変える働きが鈍くなり、体内の自立調整機能が失われる。
つまり、食べ物を消化しないで、脂肪として体内に蓄積するため、肥満が多くみられる。
その結果、甲状腺機能の低下や、下部尿路疾患、糖尿病、膵臓炎、新生腫瘍と診断されるケースがあるそうです。
諸説ありますが、上記の症状は、ある程度年が行ってからの手術において、出現する傾向が強く、若いうちの手術ではそれほどの影響は出ないことが多い、というデータも出ているようです。
逆に若年で手術を受けた場合に発症率が上がるとされている病気は、骨肉腫です。
性ホルモンは骨の構造の形成とその大きさの保持に関与しているため、形成段階の幼犬に手術を行う事により、リスクが増加すといわれています。
大型犬ほど骨肉腫発症の件数は多く、特にロットワイラーは骨肉腫になりやすい犬種だと言われています。
色んな犬種いろんな犬種の犬が骨肉腫になるリスク要因について調査研究したところ、避妊・去勢手術をした犬は雄雌共に、してない犬に比較して、骨肉腫に罹病するリスクが2倍になることが明らかになった。
参照サイト:わんこ問題様
というようなデータもでています。
なんだかデメリットのほうがボリューム多くてすみません。汗
編集能力がないだけなんです。
まとめ
私自身、和來には避妊手術をさせる。という方向で踏み切りましたが、犬の去勢避妊に関してはどちらが正しい。ということは無いと考えています。
妊娠に関しては、発情期の散歩中はひたすら犬から避けるとか、注意をしていれば室内犬の場合はさほど問題ではないのかなとも思いますし。
臓器を取るのですから、身体に負担がかからないわけはありません。
数字だけ見ると、乳腺腫瘍の発症率激減!って思うかもしれませんが、発症率自体、約400頭に1頭だといわれています。
そもそも、手術なんかしなくても、発症自体しないかもしれません。
同じように、デメリットで挙げた病気(すみません探したんですが発症率出てませんでした)に関しても、運悪く病気になってしまう仔もいるかもしれないし、そうでないかもしれません。
大事なことは、飼い主が如何なるときも、責任を負うことだと考えています。
避妊手術で辛い思いをするのは、大切なわんこです。
もし病気になったとき、痛い思いをするのもわんこです。
私たちが出来ることなんて、支えて、一緒に居ることしか出来ませんが、
最期のときまで責任を持つことを肝に銘じて、今回予防の意味で避妊手術をする決断をしました。
この判断が正しかったのかそうじゃないのかは、これからずっと、一生の課題としていこうと思います。
▼我が家が避妊手術を決断した経緯▼
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最後の最後に皆様に注意点というか、知っていただきたいこと。
主2は10代の頃ペットショップで働いていました。
そのショップは、動物病院併設で、もちろん獣医師も常駐していました。
なのでたまに、わんちゃん抑えたりとかのお手伝いをしていたんですが、私はその先生が大嫌いでした。
一に売り上げ二に売り上げ、三四も売り上げ、五も売り上げ。の先生でした。
避妊去勢していない子が来店するなり、「避妊しましょう!」「去勢しないとダメですよ!」と言っており、スタッフには「避妊去勢は簡単な手術でお金になるから」と・・・。
すべての獣医師がそうだなんて思いませんが、中にはこういった人も居るのです。
人間の病院なら自分の不調を訴えたり、ある程度今までの経験上「お?この先生ちょっと・・・」と思って病院を変えられますが犬はそうはいきません。
飼い主も、犬の症状はわからないので、自分たちの病気のときよりも、獣医師頼みになるというか。
「先生がこう言うんだから間違いないだろう」と思いがちです。
当然、信用している先生で、今までずっとお世話になっている先生なら問題ないと思います。
ただ、世の中の獣医師は神様でも仏様でも無いので、少しでも「あれ?」と思ったときには是非他の病院で検査をすることも視野に入れてみてください。
主2先代柴のときは、藪医者にかかってしまったこともあります。(ずっとアレルギーだと言われていたが、原因はすい臓だった)
カネカネ言う獣医師は要注意です!必要の無い手術をされる可能性だってあります。
重ねて申し上げますが、すべての獣医師を批判するわけではありません。
一部、そういった方を実際に目にしましたので、ご注意いただければ幸いです。
気分を害された方がいらしたら申し訳ございません。
次回は明るい話題をアップします!ではまた。
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