犬に吐かせる為に塩を飲ませるのは危険!?間違った量を与えると死に至る危険も

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愛犬が食べたらいけない(危険な)ものを誤飲してしまうっていうのは、良く聞く話で実際によくあることかと思います。

特に若いワンちゃんは、何でも興味があります。何でもくわえようとします。

こんなの食べないでしょ、って物も口に含む傾向にあります。

食べるつもりが無くても、口にくわえたものを見た飼い主様が驚き取り上げようとすると犬は驚きそのまま食べてしまうなんて事ことも起こります。

そんな誤飲の時、その飲み込んだものを”塩”を使って吐かせる方法があります。

しかし、この”塩で吐かせる”方法は気をつけないと、非常に危険です。

 



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犬に吐かせる為に塩を飲ませるのは危険!?間違った量を与えると死に至る危険も

犬 塩

塩を飲ませて吐かせる

これからお伝えする内容は、以前(先代犬)の時に実際あった出来事です。

 


 

ある日、先代犬の姫(ビーグル・10歳頃)がテーブルに置いてあった鳥の手羽先を丸々1本を食べた事から始まりました。

その時は、ビックリして「鳥の骨はまずい」くらいに認識していたと思います。

焦った私は、かかりつけの病院に電話。

しかし時間は午後11時頃で、当然診察受付時間では無く、電話にも出ません。

そこで、犬の救急病棟に電話をすることに。。。

 

応急処置として

犬に塩を飲ませれば吐くから試して下さい。

との返答が。

全く知識のない私は、それを鵜呑みにして嫌がっていましたが無理やり飲ませました。

すると1分もしないうち「オエー」っと吐き出し始めます。

飲み込んだ手羽先も綺麗な形で出てきました。

 

その時私は「塩すげー」って感激したのを今でも覚えています。

とりあえずその後は、何事も無かったかのように無事に事なきを得ました。


 

 

しかし、皆さん知っていました??

犬には一生で摂取可能な塩分量が決まっていることを。

さらに言えば塩中毒があるってことを。

 

塩中毒がある

犬 塩

手羽先誤飲事件から数年経ち、今改めて思ったことを書きます。

確かに効果はありましたし、吐き出させる応急処置としては間違ってはいません。

分量さえ間違えなければ。

 

そうなのです。

分量を間違えてしまうと、致死にも至るほど”塩”というものは危険なのです。

塩の過剰摂取は人間でも危険です。

例えば、人間でも醤油をがぶ飲みしたら危険です。

最悪死に至ります。

 

犬も同様で、いやそれ以上に摂取できる量が決まっており、一定量を超えると塩中毒になってしまいます。

 

許容量ってどれくらい?

犬 塩

では実際塩の致死量はどれくらいなのかご存知ですか?

 

大体、体重1キロぐらいの犬で3~5グラムの食塩で死に至ると言われています。

体重5キロの犬だと15~25グラムで死に至る可能性があるわけです。

勿論個体差があり、この体重だからこの分量は平気ってことはありません。

その子によってまちまちだったりします。

 

実際15グラムっていうと、

大さじ1杯の塩が16グラムなので、大さじ1杯の塩を体重5キロの犬は十分致死量になります。

意外に少ないことが分かるかと思います。

こんな量で危険だったりするのです。

 

塩で吐かない時は超危険

塩を飲んですぐ吐く場合は、まだいいのです。

ただ吐かないとなると、その時点で塩中毒まっしぐらです。

そうなってしまうと、もう我々だけでは対処のしようがありません。

 

また、それ以外にもそもそも塩というのは化学反応を起こしやすい物質でもあります。

誤飲したものが毒性を持つ場合、その毒性が塩と化学反応を起こしてしまい更に吸収されやすくなってしまうのです。

 

さらに、塩分を過剰摂取すると、人間同様血圧が上昇します。

タマネギやチョコレートなどは、誤飲によって赤血球の破壊など血液に影響する毒素を持つため、これらを誤飲した際に塩で吐かせるのは逆効果にもなります。

 

最後に

犬 塩

確かに塩を飲ませると、吐きます。

少なくとも我が家の先代犬は吐きましたし、素人ができる範囲の応急処置としては間違っていないかもしれません。

が、許容量がはっきり分からないとなると危険極まりないです。

吐かない場合は危険になります。

実際「塩で吐く」っていうのは知っていても、「許容量」っていうのは知らない方がほとんどかと思います。

私も知りませんでしたし、当時電話を受け取った緊急の方も特に量のことは仰っていませんでしたし。

 

間違った量を与えたら危険である、塩っていうのはそれだけ危険である、吐かせるために飲ますのはリスクがある。

といったことを、少なくともコレを読んだ方には知っておいて頂ければなぁと思う次第であります。

 



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