犬はさくらんぼを食べさせてはならないと耳にします。
では何故さくらんぼを食べてはならないかご存知ですか?
今回は犬とさくらんぼの相性について調べてみました。
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犬はさくらんぼを食べても大丈夫?
冒頭では犬にさくらんぼはNGだと触れましたが正確に言うと、さくらんぼ自体が問題ではなく”種”などに問題があります。
さくらんぼの種(特に未成熟)には青酸カリを発生させる有毒物質が含まれています。
アミグダリンといって桃の種やりんごの種などと同じで、摂取する事で、体や量によっては中毒症状が発生し、最悪の場合死に至る可能性もあります。
とはいっても、正確には種を噛み砕いて消化した時に微量の青酸が発生するというもの。
多くの犬は丸呑みでしょうからそのまま消化されずに便で出てくるかと思います。
しかし、危険であることには変わりないのでさくらんぼの種は絶対に与えないように注意したいですね。
与えても良い目安量
さくらんぼ自体、相性などの問題からあまりオススメではありませんが、一応与えたい場合の目安となる量も共有しておきます。
上記の表を参考に、3kgの犬であれば7g、5kgの犬であれば10gなど、とにかく与え過ぎないように注意して下さい。
特に合わない子も当然いるため、初めて与える場合はさらに少なく考えてもらったほうが良いかと思われます。
さくらんぼは果糖も多めなので、肥満気味のワンちゃんも同様減らすなり調整してあげるなり注意して下さい。
犬がさくらんぼを食べてしまった時の対処法は?
基本的に種を取り除いたさくらんぼで、さらに少量であれば特に慌てる心配もないでしょう。
種を取り除いたさくらんぼは実際に与えていらっしゃる方も居ますし、さくらんぼの実自体は沢山食べさせすぎなければ問題はありません。
問題は何個食べたか分からない場合=つまり誤飲の場合です。
人間の不注意で誤飲してしまった場合は種がそのままついている可能性が高いですし、さくらんぼ自体沢山食べてしまうとお腹を壊し下痢や嘔吐の原因となります。
少しでも様子がおかしいと感じたり、元気がないと感じた場合などは必ず獣医師に相談してください。
また、種は丸呑みすることで消化器官に詰まったり、傷つけてしまう可能性があるなど物理的にも危険です。
特に体の小さい小型犬などは、消化器官も小さいので詰まりやすく、より注意が必要になってきます。少しでも心配であればすぐに病院の先生に見てもらう事をオススメします。
その他にも、アレルギーを引き起こしてしまう場合があるので、もし誤飲してしまった場合などは注意深く観察してあげて下さい。
さくらんぼの缶詰は大丈夫?
さくらんぼの缶詰は甘くて美味しいですよね。
これは当然、犬には与えてはいけません。
缶詰は人間用に味付けされている為、着色料や糖分も犬にしてみれば非常に高いです。
さくらんぼの缶詰に限らず、果物の缶詰は基本的に犬に与えないように注意しましょう。
むやみにあげないのが一番
実のところ、種ばかりが危険扱いされるさくらんぼですが、さくらんぼに限らず犬に与えて良いか微妙な食べ物は総じてむやみに与えないことが一番だと思います。
そもそも果物類は、犬にとって本来必要のない食べ物ですし、上記などで触れた中毒や事故などのリスクがある以上与えない事が一番の対策です。
さくらんぼ自体消化によくないですしね。。。
それでも、どうしても与えたいとお考えの方は、上記でご説明した量を目安にして与えてあげると良いかと思います。
まとめ
■さくらんぼ自体消化によくない
■種は毒性あり
■与えるのであれば少量(上記の表を参考に)
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→犬が食べてもいいもの&食べてはいけないもの種類別一覧【野菜・果物・食べ物その他】
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