種類にもよりますが、一般的に寒い時期が旬と言われるごぼう。
様々な料理に使われる事から日本においては馴染みのあるごぼうですが、犬は食べる事ができるのでしょうか。
また、食べることによって何らかの悪影響があるものなのでしょうか。
今回は犬とごぼうの相性について調べてみました。
犬はごぼうを食べても大丈夫?
結論からお伝えすると、犬はごぼうを食べても健康上の問題はないとされています。
ごぼうはキク科の植物で、私達が良くきんぴらや煮物などで食べているのは根の部分になります。
非常に食物繊維が多く、便秘予防なんかに良くごぼうは良いとされていますよね。
若干アクがあり、クセもある方なので、一見犬には問題がありそうにも思えなくもないですが、実は犬が食べても大丈夫なのです。
ごぼうの栄養価
上記でも触れていますが、ごぼうは食物繊維が豊富です。
ごぼうには100gあたり、5.7g食物繊維が含まれており、野菜の中でもトップクラスなんだそうです。
しかし、ごぼうの栄養はそれだけではありません。
リグニン
ごぼうに含まれる不溶性食物繊維の「リグニン」は、腸内の発ガン性物質吸着し、大腸ガンの予防効果があると言われています。
イヌリン
可愛らしい名前ですね。笑
これは炭水化物の一種で、血糖値を改善する動きや、ビフィズス菌の成長を促し、整腸効果があると言われています。
その他にも、ごぼうにはカリウムやカルシウム、マグネシウムなどミネラル類も豊富に含まれています。
犬にとっても健康を保つ上で全て必要な栄養素となります。
ごぼう茶って大丈夫?
最近は健康志向が高まっていることもあり、ごぼう茶といった加工飲料水などが流行っていますね。
私もたまに飲んだりするのですが、犬の場合はどうなのでしょうか。
特に加工されていないもの(煮出しているだけのもの)であれば基本的には大丈夫でしょうが、飲みやすいように加工されて販売されているものも中にはあります。
犬に飲ませるのであれば、加工されていないごぼう茶を選びましょう。
飲ませすぎると、お腹が緩くなってしまう可能性もあるのでほどほどに。
与える際の注意点
既に皆様もご存知かと思いますが、犬はごぼうのような根菜の消化が得意というわけではありません。
特に繊維質が多いごぼうですから、なおのこと注意する必要があります。
ごぼうを与える際は、必ず加熱し、極力細かくカット(出来ればフードプロセッサーなどで細かくすりつぶす)して、適量にしましょう。
食べ過ぎてしまうと、かえって下痢や嘔吐の原因になります。しかも得意不得意があると思うので、最初は少しづつあげて様子を見ながら調整してあげると良いかと思います。
少ないかな?っと思うくらいがちょうど良いです。くれぐれも与えすぎないように注意して下さい。
アレルギーに注意
ごぼう自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。
度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。
重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。
アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。
その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。
ごぼうを使った手作り料理がオススメ
いかがでしたでしょうか。
ごぼうは美味しいだけではなくて、とても健康に良い根菜なのです。
犬にとっても同様で、最近はごぼうを使った手作り料理なんかも沢山あります。
沢山紹介されているサイトさんがあるので、気になった方は調べてみたらいかがでしょうか^ ^
ここで豆知識。
実はこのごぼう。日本においては様々な料理において非常に馴染みのあるものですが、食用としているのは、日本や韓国など、極々一部なんだそうです。
こんなに美味しいものなのに、不思議ですよね!でももしかしたら、外国人の方からするとこっちが異常で「良くこんな物食べられるな。。。」って思われていたりして。笑
まとめ
●犬はごぼうを食べても大丈夫
●食物繊維が豊富なので食べ過ぎは注意
●アレルギーがある場合はNG
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