初夏になると、果物屋さんやスーパーなどで見かけるビワ。
卵のような形で、綺麗なオレンジ色をしており、ほんのり甘い味が特徴です。
ところで、犬がビワを誤飲などしてしまった場合ってどうなのでしょう。
成分的に危険なのか、もしくは食べても問題ないものなのか気になったことはありませんか。
今回は犬とビワの相性について調べてみました。
犬はビワを食べても大丈夫?
結論からお伝えすると、基本的に健康の犬であればビワを少量食べたぐらいでは問題がないとされています。
ビワといえば、昔は一般の家庭の庭先など至る所で栽培されていたため、よく目にしていた身近な果物で、熟されたビワの実が道端なんかに良く落ちて転がっていたイメージがあります。
そもそもビワとは、バラ科の常緑高木で、私たちが食用として食べるオレンジ色の部分はビワの実の部分になります。
種が大きく、果実の部分は少ない。。。なんて思われがちなビワですが、実は近年品種が増え食べられる部分が増えてきたものもあるようです。
話が逸れましたが、健康的な犬であれば、ビワの果実の部分は少量食べただけでは問題ないとされています。
ビワはβカロテンを筆頭に、犬にとっても健康状態を保つ上で必要な成分も含まれていますし、与え過ぎなければ栄養面でも食べるメリットがあると言えるかもしれません。
しかし、当然注意点もあります。
食べすぎは良くない
当たり前の話ですが、食べすぎはよくありません。
ビワは比較的カロリーの低いとされる果物ですが、それは人間での話であって、犬にとってはそうでもありません。
食べすぎると肥満の原因にもなりますし、それ以外でも下痢や嘔吐の原因にもなります。
せいぜい、1度に与えるのは10g程度にしておいた方が良さそうです。
※犬によって個体差がありますので参考程度に
種は絶対に食べさせちゃダメ
摂取量の他にも。絶対に注意しなければならない点があります。
それは「ビワの種は食べさせないこと」。
ビワの種には「アミグダリン」という成分が多く含まれており、このアミグダリンは犬が食べてしまうと中毒症状を引き起こしてしまう可能性があるとされています。
症状としては、軽いものだと下痢や嘔吐、重いものになると昏睡状態などを引き起こし、最悪の場合、死に至ってしまう可能性もあるようです。
自らあげる場合などは、種は取り除いてからあげるのが一般的かと思われますが、怖いのは拾い食いなどで、道端などで落ちているビワには当然種が残っていますから、絶対に拾い食いはさせてないように注意したいですね。
アレルギーに注意
ビワ自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。
度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。
重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。
アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。
その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。
与える場合は極々少量で
暖かくなると良く見かけるビワですが、とても甘く美味しいですよね。
今でもたまにその辺の庭先などで見かけることがありますが、私が子供の頃に比べて減ってきているような気がします。
ビワに限らず、私たち人間が食べ物を食べていると、犬は欲しそうに寄ってきたりするものです。
ビワは絶対に食べさせてはいけない果物というわけではありませんが、犬にとってカロリーも高めですし、摂取量を守り習慣的に与えるものではないと理解しておく必要がありそうです。
まとめ
◆基本的に健康の犬であれば問題なし
◆種は絶対に与えてはいけない
◆与え過ぎや習慣は良くない場合もある
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