夏になると必ずと言っていいほど、どの食卓にもあがる蕎麦などと同様に日本の国民的な食べ物です。つるりとした食感に、さっぱりとしためんつゆで食べるのが美味しいそうめんですが、犬はそうめんを食べられるものなのでしょうか。食べる事で何らかの悪影響のようなものはあるのか。
今回は犬とそうめんの相性について調べてみました。
犬はそうめんを食べても大丈夫?
結論からお伝えすると、犬はそうめんを食べても基本的には問題はないとされています。
そうめんは、主に小麦粉と食塩と水を混ぜた物を練り乾燥して作られ、日本含め東アジアで食べられます。
犬がそうめんを食べる場合に考えられる懸念点として、食塩や小麦粉が考えられますが、そうめんに含まれる食塩の量はさほど多くありませんし、その犬に小麦アレルギーなどがなければ、基本的にはそんなにシビアに考えなくても大丈夫でしょう。
そうめんの栄養価は?
そうめんは夏バテ予防になると良く聞いたことがあると思うのですが、そうめんに栄養価などあるものなのでしょうか。
調べてみたところ、そうめんには以下の栄養価があります。
◆炭水化物
◆脂質
◆タンパク質
◆食物繊維
◆ミネラル
先程述べた通り、そうめんの主な原料は小麦粉、塩、水となります。つまりうどんやパンのように、炭水化物が主となります。
正しくは、カルシウムやカリウムなどの栄養素も含まれている様なのですが、調理の過程で多くの栄養素は流出していくので、最終的に茹で上がったそうめんで得られる栄養素は、炭水化物・脂質・タンパク質といったところになるようです。
そうめんを与える場合の注意点
そもそも、そうめんは人間用に作られた食品なので犬に適した食べ物ではありませんが、「犬にそうめんは絶対にダメ」ということではありません。しかし、食べられるからといっても、人間と同じ様な感じでは与えてはなりませんし、犬ならではの注意しなければならない点もあります。
味付けやめんつゆは不要
そうめんを食べる時は、めんつゆなどに絡ませて食べるかと思いますが、犬の場合こういった味付けは一切不要です。めんつゆは余計な塩分などが多く含むので、犬にとっては塩分過多となります。
薬味などはダメ
ネギなどの薬味も絶対に与えない様にしましょう。ネギはご存知の通り、犬に絶対に与えてはならない代表格の食べ物になります。※生姜は問題なし
カロリーが高め
そうめんは炭水化物が主となり、カロリーは一人前350gほどとなります。一人前全て与える事はないかと思いますが、それでも犬にとってはカロリーが高い部類になります。
肥満の原因となるため、肥満気味の犬にはできれば控えてあげた方が良いかと思います。
アレルギーに注意
そうめん自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。
度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。
重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。
アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。
その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。
食べられるけどほどほどに
基本的に、そうめんに含まれる成分で犬が中毒を起こすといった事はなく、与え過ぎなければ犬も食べられます。しかし、食べられるといっても、カロリーが高いなどのデメリット面もありますし、そうめんで栄養を摂るといった事はあまり期待出来ないので、与えるとしてもほどほどにしてあげましょう。
また、似た食べ物で『冷麦』などがありますが、製法が異なるだけで、そうめんと同じ小麦粉が主となります。こちらも、アレルギーが無い犬で与え過ぎなければ問題無いと思いますが、ほどほどにしてあげましょう。
まとめ
◆犬にそうめんは与える事は可能
◆小麦アレルギーに注意
◆カロリーは高め
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