犬は鮎を食べても大丈夫?注意点や塩焼きなどについても言及

食べ物関連

塩焼きや唐揚げなど、様々な調理法で食べられる川魚の鮎。夏頃になると、漁が解禁されて旬を迎える川魚の代表的な魚になります。
そんな鮎ですが、人間同様に犬が食べられるかどうかご存知ですか?
今回は犬と鮎の相性について調べてみました。

 



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犬は鮎を食べても大丈夫?

結論からお伝えすると、犬は鮎を食べても基本的に健康上の問題はないとされています。というのも、犬は元々肉食動物だったものの、人間と共存していくうちに、肉以外の物も食べる雑食性の動物になっている事が背景にあります。
近年では、魚のもつ良質なタンパク質やミネラル類といった栄養価などにも注目されドッグフードやおやつなどにも、魚を主成分とする商品も多くなりました。
鮎は、他の魚と同じく与える際に注意点こそあるものの、成分上に中毒などを引き起こす成分は含まれていないので、犬にも与える事ができます。

 

鮎に含まれる栄養素

鮎は養殖と天然物によって当然餌が異なる為、持っている栄養価も違います。天然物に注目が集まっていますが、スーパーなどで良く流通する『養殖の鮎』に含まれる栄養を基にお伝えしてきます。

 

ビタミンE

鮎に含まれるビタミンEは、魚類ではトップクラスの含有量となります。抗酸化作用を持つビタミンEは、活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐ効能があります。若々しい皮膚や被毛を保つ上で重要な栄養素となりますね。

また、鮎にはビタミンB12も豊富に含まれているのが特徴的で、人間においては貧血予防や精神を安定する効能があると言われています。

 

《ビタミンEが豊富な他の食材》

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ミネラル類

鮎には鉄分を筆頭にリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれています。
それぞれ大切な役割のある栄養素で、特に丈夫な骨を作るのにとても大切な栄養素になります。

 

《ミネラル類が豊富な他の食材》

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EPAやDHA

鮎の内臓には、健康に良いとされるEPAやDHAといった脂肪酸が豊富に含まれています。ただし、独特な苦味がありますので、犬は食べたがらないと思います。
また、内臓には寄生虫がいる可能性もあるので、あえて与えるべきではないかもしれません。

 

《EPAやDHAが豊富な他の食材》

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鮎を犬に与える際の注意点

健康に役立つ栄養素を多く含む鮎ですが、犬に与える場合は注意しなければならない点もあります。

 

確実に火を通す

鮎は、新鮮かつキチンと餌の管理がされているものであれば刺し身として食べられる事もあるようですが、犬に与える場合は完全に火の通ったものを与えるようにしましょう。

 

小さくほぐし骨を抜く

犬は丸呑みする傾向があり、そのまま与えると喉につかえたり、骨を飲み込み胃や腸内が傷つく可能性や内臓に骨が刺さってしまう可能性があるので、犬に鮎を与える場合は出来るだけ小さくほぐし、骨を取り除いた物を与えるようにしましょう。

 

アレルギーに注意

鮎自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。

度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。

重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。

 

アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。

その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。

 

塩焼きは要注意

『鮎といえば塩焼き』といった感じで、鮎は塩焼きのイメージが強いと思います。塩味が程よくあり、ビールのおつまみとしては最高に美味しい鮎の塩焼きですが、犬に与えるのは出来るだけ控えた方が良いかもしれません。

皮には大量の塩が付いており、犬にとっては塩分過多になります。もちろん、塩がたっぷり付いている皮を取り除き、身の部分を少量だけ…などでしたら問題ないのでしょうが、出来るだけ控えた方が良いでしょう。

基本的に、間違った与え方をせずに、与え過ぎなければ犬にとっても良い成分が多く含まれる魚になります。与える場合は、十分に注意してあげて下さいね。

 

まとめ

◆成分上の問題はなし

◆与え方に注意する

◆必ず加熱し骨を取り除く

 

 



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