赤く紅葉する多肉植物は多くありますが、1年を通して赤みが濃い多肉植物(エケベリア)はあまりありません。
年間を通して赤く、アガボイデス系のエケベリアの中でも特に人気の高い「ロメオ」を紹介します。
このページでは、アガボイデス ロメオの特徴や我が家で育ててるアガボイデス ロメオの成長記録、増え方などをまとめていこうと思います。
アガボイデス ロメオとは
学名 | Echeveria agavoides ‘Romeo’ |
---|---|
属名 | エケベリア属 |
原産国 | E.agavoidesの突然変異 |
生育タイプ | 春秋型 |
特徴 | 1年通して赤く染まる葉 |
ドイツで有名な種苗会社Koehres(ケーレス)作出の品種で、アガボイデス コーデュロイの突然変異だと言われています。
ドイツを含めるヨーロッパでは’Taurus(タウラス)’と、韓国などでは、’Red Ebony(レッドエボニー)’などで呼ばれたりもします。
ちなみに、より赤みが濃い「ロメオルビン」は、このロメオの選抜種として作出されたと言われています。
ロメオルビンについてはこちら

アガボイデス ロメオの形状や育て方
「アガボイデス ロメオ」の名前で購入したものです。
このタイプは、若干肉厚ですが、コーデュロイはもう少し葉幅が細くエッジもここまではっきりとしていないので、何か混ざっているのか、はたまた個体差によるものなのか、真相は不明です。
一般的に気温が低くなると、ストレスにより紅葉する多肉植物が多いのですが、このロメオは逆に、夏になるほど赤みが増します。
ちなみに、ケーレスによると、最大サイズは幅30cm、高さ14cm、耐寒性は-3.9℃くらいだそうです。
ロメオを健康で丈夫に育てる上でのポイントは、とにかく風通しの良い場所で管理する事。(これはロメオに限りませんが。)
日当たりも大事ですが、とにかく通風で、風がないところで育てると、健康そうに見えていた苗が、いきなりダメになってしまう事があります。
特に「ロメオルビン」なんかが多いと思うのですが、しっかりと根付いていない状態で梅雨や夏を迎えてしまうと中々難しかったりします。
なので、植え替えなどの時期はできるだけ秋までに済ませて、しっかりと根付いた状態で梅雨や夏を迎えてあげるのがより安全に栽培できるのではないかなと思っています。
我が家のロメオとロメオルビンです。
どこで安く買える?
ロメオは普及種とまでは言えませんが、人気の高い品種なので、結構たくさんの業者さんが仕入れたり栽培されています。
値段はそこそこするほうで、1,000円以上はするイメージです。
価格的に最も安価なのは、フリマアプリなどかと思われますが、信用できる出品者様から購入するなどしっかり吟味されると良いと思います。
アガボイデス ロメオの成長記録
【我が家の環境】
■気候
関東地方、夏は30度以上、冬は5~10度前後。
■置き場所
ベランダで管理。太陽が昇っているときは、1日5時間ほど日に当る。
■用土
プロトリーフさんの「プロトリーフ サボテン多肉植物の土」を使用。
■施肥
特に無し。
■虫害予防
植替え時に、オルトランDXを混ぜて使用。
■水遣り
成長期には、3~6日に1度たっぷりと水遣り。
夏や冬は、1ヶ月に1or2回ほどたっぷりと水遣り。
いずれも、水遣り後3日程度晴れる日を狙っているため若干ずれる場合あり。
2021/3/20撮影
迎えてから約半年経過した苗。
今では根付いてくれていると思いますが、エボニー系は発根が遅く感じますね。
夏本番までに保険株を作っておきたいけど、葉挿しはあまりうまくできる印象ないし、やるとしたらやはり胴切りかな・・・。
※当ページは随時更新予定です。
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