チワワ Chihuahuaってこんな犬《性格・性質・特徴・毛色・しつけ・画像・動画・気をつけたい病気》
今回は超人気犬《チワワ》についてのあれこれを調べてみました。
今や毎年日本における人気犬種ランキングで上位に確実に食い込むチワワ、あの小さな体にウルウルしてる目がチャームポイントであることは言うまでもありません。
それではどうぞ♪
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ページ内目次(タップで該当箇所へ)
■チワワの種類
→チワワの平均サイズ・体高&体重
→チワワの毛色
■チワワの歴史・起源
→そしてアメリカにて改良される
→日本でのチワワの歴史
→アイフルのCMクーちゃん
■チワワの名前の由来・語源
■チワワの特徴・性格・性質
→特徴
→性格・性質
→チワワの抜け毛対策・時期
→ロングコートチワワの抜け毛
→スムースコートチワワの抜け毛
■チワワに多い&気をつけたい病気
→膝蓋骨脱臼
→水頭症
→低血糖症
→気管虚脱
→角膜炎
→その他の病気
■チワワのしつけ
■チワワの画像・動画
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チワワの種類
まずチワワには大きく被毛のタイプが、短いタイプの《スムース》と、ふんわりと長い毛の《ロングコート》の2種類存在します。
▼ロングコートのチワワ
元々は《スムース》タイプのみだったようですが、長い年月交配を重ねて《ロングコート》タイプが誕生したと言われています。
また、被毛のタイプの他に体高の大きさなどにもタイプがあるようです。
華奢でスラリとしている《ハイオンタイプ》、比較的に筋肉質でガッチリしてる《ドワーフタイプ》と言われているそうです。
そんなに種類があるんですね、私は全然知りませんでした。。。
チワワの平均サイズ・体高&体重
性別 | 体高 | 体重 | JKC理想体重 |
オス | 15cm~23cm | 3kg | 1~2kg |
メス | 15cm~23cm | 3kg | 1~2kg |
小型犬の中でももっとも小柄なサイズのチワワ。
オス、メス共に平均体高は15cm~23cm、平均体重は成犬で1~3kgほどと、非常に小さな犬です。
ちなみにJKCが公表しているチワワの理想体重は1~2kgとされています。
チワワの毛色
チワワの毛色はとても豊富で、数多くの種類が確認されています。
まず、大きく分類すると《単色》《パーティカラー》《トライカラー》の3種類の毛色が存在します。
《単色》はその名の通り1色のみの毛色。
《パーティカラー》とはメインカラーの他に、もう1色加わり、2色の毛色で編成していることを指します。
ただし、主となる色の割合が9割以上の子の場合は除くようです。
《トライカラー》とはさらにもう1色加わり、3色の毛色で編成していることを指します。
単色だけでも、ホワイト、クリーム、ブラック、レッド、チョコ、フォーン、ブルー、イザベラ等かなりの毛色が存在します。
その上、2色のカラーや、3色のカラーが入り混じる訳ですから・・・凄い種類になりますね。
また、眉毛の様なマーク《タンカラー》と言われるチワワもおり、「ブラックタン」「チョコタン」なんかが有名ですね。
あまり見かけることはないのですが、「ブリンドルカラー」といったまだらで、まるでトラ柄のような毛色のチワワもいます。
チワワの毛色の種類 | ||
レッド(フォーン・オレンジ) | ブラック&タン&ホワイト(クリーム) | ブルー&クリーム |
レッド(フォーン)&ホワイト | ブラック&ホワイト | ブリンドル |
レッド&フォーン | ブラック&クリーム | ブラックブリンドル |
レッド&セーブル | チョコレート&クリーム | ブラックブランケット |
レッドセーブル&ホワイト | チョコ&タン | イザベラ |
フォーン&セーブル | チョコ&クリーム&ホワイト | イザベラ&タン |
クリーム | チョコ&ホワイト | シルバーフォーン |
クリーム&ホワイト | チョコ&フォーン | シルバーフォーン&ホワイト |
ホワイト | チョコ&タン&ホワイト(クリーム) | ブルーマール |
セーブル | ブルー&タン | ブルー&ホワイト&ブラック |
ブラック | ブルー&タン&ホワイト | ブラック&タン&ブリンドル |
ブラック&タン | ブルー&フォーン | レッド(マール) |
※この毛色の種類は一部です
このように、かなりカラーのバリエーションが豊富なチワワちゃんですが、基本的にすべてのカラーがチワワとして認められています。
チワワの歴史・起源
今や日本ではもっともポピュラーなワンちゃんで、世界的にみても人気が高いチワワですが、実はチワワの起源ははっきりとしていません。
いくつか有力と言われている説がありますが、その中でも有力と言われているのは下記の2説。
《有力説その1》
■中南米説
まず一つ、中南米の犬種《テチチ》という犬がチワワの先祖犬だという説。
《テチチ》の特徴は小さくに赤褐色に引き締まった体で、被毛は長く、そして吠えない犬といった特徴があるようです。
メキシコ遺跡や文献からは、チワワの祖先ではないかとされる《テチチ》という犬の痕跡が、多数発見されています。
さらに他にも目撃情報が多数あるようで、かの有名な探検家《コロンブス》が当時(1451~1506)キューバを探検した際、『吠えなくて人なつこい、小さな犬を見つけた』とスペインに送った書簡に記述しているとか。
《有力説その2》
■中国説
出典:http://familyties.s17.xrea.com/x/Chihuahua.htm
もう一つの説は、中国に起源があるという説。
その中でも元々中国にいた犬をスペイン人の貿易商によって新大陸に持ち出され、その新大陸にいた小型犬の犬と交配した現在のチワワが誕生したのでは。。。
といった説も有力とされています。
その他にも多数有名な説があります。
そもそもテチチとチワワは無関係!と言われていたり、そもそもテチチは中国で小型化された犬!だとか。
未だに議論は尽きず、どの説が正しいのか判明していないそうですが、このテチチと、中国からやってきた犬毛のない犬《チャイニーズ・クレステッド・ドック》との交配がチワワの原点だというのが、現在もっとも有力な説なんだそうです。
そしてアメリカにて改良される
テチチの末裔とチャイニーズ・クレステッド・ドックの交配によって誕生したのが最も有力と言われるチワワ。
その後19世紀半ば辺りに、アメリカ南西部にて改良され、現在のチワワの容姿に近づいたとのことです。
この当時はスムースコートのチワワでしたが、のちにヨークシャテリアやパピヨンとの交配が進み、ロングコートも誕生したと言われています。
ちなみに日本ではロングコートの方が圧倒的に人気があるようですが、アメリカなどではスムースコートの方がよりポピュラーなんだとか。
日本でのチワワの歴史
日本でのチワワの歴史はどうなんでしょうか。
調べてみたところ、チワワが最初に日本に持ち込まれてきたのは、敗戦後だと言われています。
敗戦後にアメリカの進駐軍将兵が、ペットとしてスムースコートのチワワを日本に持ち込んだとか。
当時の日本では洋犬はごく一部(お金持ち)しか飼うことはできないほど貴重だったようですね。
そこから時を経て、1970年代に入ると一般の家庭でも洋犬などが多く飼われ始めるようになったようです。
ちなみに当時はスムースコートが圧倒的に多かったと言われています。
アイフルのCMクーちゃん
2000年代に入り空前のペットブーム。
至る家庭で犬や猫が飼われることに。
そんな中、一本のCMにてチワワの人気を爆発的に火をつけることに。
そう《アイフル》です。
2002年に消費者金融会社《アイフル》のCMで、日本の俳優《清水章吾》さんと共演した一頭のチワワ《クーちゃん》。
あのウルウルとした目で何かを訴えかける切ない目が全国の視聴者を虜に。
これがきっかけに、ロングコートチワワの人気が大爆発。
瞬く間に大人気となり、当時はかなり高値の金額で取引されていたそうです。
確かに、あのCMは衝撃的に可愛かったですね。
チワワの名前の由来・語源
チワワの名前の由来は、チワワ州にあると言われています。
チワワ州とはメキシコ北部にある地名で、ここからチワワの基礎犬を持ってきたことから、そのまま《チワワ》という犬種名が付いたと言われているそうです。
犬種名って意外に簡単に決めることもあるんですね。笑
チワワの特徴・性格・性質
特徴
チワワは世界の現在公認されている犬種の中で最も小さな犬になります。
体格面では、骨格は華奢で前胸が発達しています。
また、《アップルヘッド》と言われるドーム型の丸味を帯びた頭蓋骨、ぱっちりと大きな瞳、体のわりに大きな耳が特徴的です。
性格・性質
チワワの性格は飼い主に対して極めて忠実で、深い愛情を示すといわれています。
また好奇心旺盛で、活発であり、小柄ゆえに機敏であります。
あの可愛い容姿からは想像ができないかもしれませんが、縄張り意識が強く、度胸もあるため、小型犬ながら番犬気質でもあるようです。
また、小さいからといって舐めたら危険です。
気が強いので、しつけをしっかりしていないと、ガルガルの噛み噛みの犬になってしまう可能性がありそうです。
「小さなギャング」といったところでしょうか。
実際、主2宅で飼っていた子は、上の子は大人しくてガルガル一切言いませんが、真ん中、末っ子はガルガルちゃんでした^^;
うちのは怖がりだったのでそれでガルガルしてましたね^^;
チワワの抜け毛対策・時期
出典:http://kukulu2010.exblog.jp/16031299
チワワの抜け毛についてです。
チワワは他のワンちゃんと比べてもよく毛が抜ける犬種と言われています。
勿論チワワにも換毛期は存在しており、季節の変わり目「春から夏、または秋から冬」にかけての時期は特に毛が抜けます。
また、チワワのタイプ《ロングコートやスムースコート》によっても抜け方等の違いがあるようです。
ロングコートチワワの抜け毛
ロングコートチワワの毛は比較的柔らかく、抜け毛も多いです。
特に換毛期には、どっさり抜けるため、日々のブラッシングが必要となります。
主2の実家でも飼っている子に関して言えば、柔らかくフワフワゆえ「猫の毛」をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。
勿論猫の毛とは全く別物ですが、極端に言えば《それくらい柔らかい》ということです。
よって放っておくと、毛玉になってしまうのでこまめなブラッシングが必要となってきます。
スムースコートチワワの抜け毛
短い毛なので、ロングコートチワワに比べるとあまり抜け毛は目立ちませんが、換毛期などはやはり多く毛が抜けると言われています。
長い毛ではないので、ロングコートチワワに比べても毛が絡まる何てことはありませんが、やはり日々のブラッシングは大事のようです。
ブラッシングすることで、抜け毛のケアだけでなく、ブラッシングによるマッサージ効果により血行もよくなります。
チワワに多い&気をつけたい病気
チワワにかかりやすいと言われている病気を私なりに調べてまとめてみました。
チワワはその小さな体ゆえ、かかりやすいと言われている病気も少なくありません。
把握しておくことで、未然に防げたりすることもあるかと思うため、是非参考にしていただければと思います。
日頃のケアにより予防できるものもあるので、飼っている方は特に必見です。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
膝蓋骨脱臼とは主に高い場所などから落下したりすることで、ひざの関節の一部がずれてしまう病気だそうです。
この病気は痛みが伴うことが多いようです。
また、一部で先天的に起こりやすい子なんかもいるようなんです。
▼症状
痛みを伴うことが多いため、足を引きずったりして歩く。
内股であるくなど。
ほおって置くと慢性的に脱臼状態を引き起こすこともあるようなので、気をつけましょう。
▼対策・予防
膝に負担が極力かからないよう床に敷物をひいたり、肥満にならないように体重を管理してあげてください。
水頭症
水頭症とは、頭の中(脳)に脳や脊髄の周囲を循環している脳脊髄液(のうせきずいえき)と呼ばれる液体がたまってしまっている状態のことです。
▼症状
主な症状は、運動障害・食欲の異常・寝てばかりいる・痴呆・視力低下・知覚障害・麻痺・てんかん等が挙げられます。
また、頭のてっぺんのくぼみ部分辺りを触ると穴が空いているように開いてる場合や、ドーム状に膨らむなどのケースもあります。
▼対策・予防
水頭症には、先天的な原因と後天的な原因があるとされます。
先天的には、アップルドーム《チワワ・トイプードル・ポメラニアンなどなど。。》と言われる頭蓋骨の犬種や、小型で短吻系の犬に多いそうです。
どちらにしても、水頭症は予防が難しい病気です。
先述のような症状が疑われる場合は、すぐかかりつけの病院へ連れていく方が良いかと思います。
低血糖症
低血糖症とは血液中の糖分濃度が低くなることで発症します。
特に仔犬の時期に注意が必要で、チワワの突然死の多くがこの低血糖症と言われています。
▼症状
ぐったりしたり、痙攣などを起こしたりします。
また、意識を失い、最悪の場合そのまま寝たきりなんてこともあります。
▼対策・予防
栄養不足にならないようにしたり、冷やしすぎないようにする。
また、空腹時などに起こりやすいため、食事間隔を空けすぎないように注意した方が良いです。
特に生後間もない仔犬の時期は注意が必要です。
気管虚脱
なんらかの原因で、気管が変形してしまうことです。
症状が悪化すると、呼吸困難や慢性的な咳をしたりします。
▼症状
呼吸している際や、運動時興奮時などに「ガーガー」や「ゲーゲー」といった呼吸になったりします。
症状が進むほど、呼吸がしにくくなり苦痛を伴います。
▼対策・予防
肥満にさせないこと、興奮させすぎないこと、暑さなどの気温に気をつけること、首輪よりもハーネスにしてあげるなどなど。。。
角膜炎
角膜に傷ができ、炎症を起こすことで発症する病気です。
物理的に傷がついて発症する場合と、最近では細菌やウイルスが入ることで発症する場合もあります。
▼症状
眩しがったり、目をこする、目ヤニや涙が多くなったり充血したりします。
重症になると手術が必要となるケースもあるため注意が必要です。
▼対策・予防
角膜炎は常日頃のチェックが大切です。
目を執拗に痒がる、目が充血していないか、涙や目ヤニが多すぎないかなどなど。。。
発見が早ければ、構成物質や外用薬で治る病気なので、とにかく常日頃気にしてあげましょう。
その他の病気
その他にも、数多くの病気が存在します。
■僧房弁閉鎖不全症
■肛門嚢炎
■結膜炎
■流涙症
■チェリーアイ
などが挙げられますが、飼い主が環境を整えてあげることで、様々な病気や怪我のリスクを下げることも可能かと思います。
日頃から便のチェックや、愛犬の身体のチェックなどは勿論のこと、怪我を防ぐための環境を作ってあげる(家では滑りにくい床にする・極力高いところに上がらせない)などです。
全て未然に防げるなんてことは不可能ですが、できる限りはしてあげたいですね▽・エ・▽
チワワのしつけ
チワワはとても賢く、飲み込みが早く物覚えが非常にいい犬種と言われています。
よって仔犬であれば、しつけはそう難しくないほうだとも言われます。
しかしあの可愛い容姿も相まって、小さい頃に飼い主が甘やかしてしまうことが多々あるかと思います。
そのことで、成犬になってからワガママ犬になることなんかも。
事実チワワの性格は勝気というか強きな子が多く、甘やかすことでワガママになって吠え癖・噛み癖が激しい子になっちゃうなんてことを非常に聞きます。
あたかも「自分を守って。」みたいな容姿に騙されてなんていけません!!笑
きっちり叱る事は叱る。その上で甘やかすところは甘やかすようにメリハリをつけることが非常に大事だと思います。
場合によっては、プロのドッグトレーナーに相談し、ご自身が飼われているチワワの性格に合わせたしつけの指導を仰ぐのも一つの手段だと思います。
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いかがでしたでしょうか!
記事を作成していく中で、「かわえぇ~」「たまらねぇ~」しっぱなしでした!笑
それにしても、チワワの毛色は凄い種類があるんですね。
基本色に加え、個体差の違いも含めると本当に多いです。
その豊富なカラーという名の個性も、チワワ人気の秘訣の一つなのですかね▽・エ・▽
※当ページは、間違った情報もあるかもしれません。
その場合はコメント等を頂けると幸いです。(傷つきやすいため、やさしくご指摘のほどよろしくお願いします。笑)
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