夏頃から秋頃にかけて旬となり私達の食卓で出回る”梨”。
とっても美味しい果物で、人間のオヤツや水分補給としてぴったりの梨ですが、犬は食べても問題はないのか。
あるいは、あげる時って種や皮も与えていいのか??
色々と調べてみました。
スポンサーリンク
犬は梨を食べても大丈夫?アレルギーは?与える際のポイント
犬に梨はアリ?ナシ?
すみません。いきなり滑っていますね。
結論からお伝えすると、犬は梨を食べても健康上の問題はありません。
▼梨の成分▼
エネルギー | 43kcal |
水分 | 88g |
たんぱく質 | 0.3g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 11.3g |
灰分 | 0.3g |
食物繊維 | 0.9g |
ビタミンE | 0.1mg |
ビタミンB1 | 0.02mg |
ナイアシン | 0.2mg |
ビタミンB6 | 0.02mg |
葉酸 | 6μg |
パントテン酸 | 0.14mg |
ビタミンC | 3mg |
カリウム | 140mg |
カルシウム | 2mg |
マグネシウム | 5mg |
リン | 11mg |
※日本梨可食部100gあたりの成分
※五訂日本食品標準成分表より
梨という果物は約90%が水分でできており、アレルギー反応を起こさない限り基本的に食べても問題はないようです。
水分が多いため、夏の水分補給として美味しく摂取することができます。
また、梨に含まれている成分”カリウム”は、利尿作用によって塩分の排出を促してくれます。
これだけ見るといいことばかりですが、与える際は注意点もあります。
未成熟な実や種は絶対与えてはダメ!与える際の注意点
万が一与える際は注意しなければいけないことがあります。
未熟な実や種は絶対に与えてはいけません。
理由としては、未成熟な実や種には”アミグダリン”という青酸配糖体が含まれているからです。
これを摂取し、体内で分解されると青酸毒を発生し中毒を起こしてしまう可能性があり、場合によっては死に至るケースもあるほどだそうです。
基本的にスーパーや八百屋など流通している段階のものでは、未成熟なものはまずお見かけしませんが、農園の近くで落ちている、あるいは御自身で採られたような場合は注意が必要です。
また、与える際のポイントとしては、そのまま与えることなく、小さくカットまたはすりおろして少量にしましょう。
丸呑みしてしまうとサイズや個体によっては詰まって窒息してしまう可能性もありますし、水分が多いからといってもやはり糖分も多く含んでいるため与え過ぎなどには注意したいですね。
勿論種は取り除いて、皮も切ってから与えて下さいね。
まとめ
以上のことから、梨は犬が食べても健康上の問題はないということが分かりました。
比較的犬のオヤツとしてはイージーで、入りやすい部類の梨ですが、初めて与える場合は、その子の相性などもあるので少量づつからにして様子を見たほうがいいですね。(一口サイズ)
また、アレルギーが出ちゃう子も中にはいるので、その場合は絶対に与えないようにしましょう。
さらに少量であっても、お腹が緩くなり下痢などをしちゃう子もいるのでその場合は与えないほうがいいかもしれませんね。
→犬が食べてもいいもの&食べてはいけないもの種類別一覧【野菜・果物・食べ物その他】
〜ブログ村、ブログランキングに参加しています〜
和來さんの励みになるため1日ワンクリックご協力して頂けると嬉しいです。
是非応援して下さい▽・エ・▽
コメント