日頃人間によって訓練され、社会に出て様々な分野で活躍・貢献する犬は沢山います。
介助犬・盲導犬・警察犬・爆発物探知犬などなど…
ここで皆さん「ベイパー・ウェイク・ドッグ」という言葉をご存知ですか?
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ベイパー・ウェイク・ドッグとは。
日本ではあまり聞き覚えのないネーミングかと思いますが、テロ対策などによって訓練された特殊な能力を持った爆発物探知犬です。
一般的な爆発物探知犬は、動いていない人や置かれた物の臭いをハンドラーの指示で嗅がせ対象を発見させるようです。
しかし、ランダムに近づいてくる自爆テロ犯の警戒には向いていないようです。
一方特殊爆発探知犬と言われるベイパー・ドッグはこれを可能としているようです。
ベイパー・ドッグの最大の特徴は、人間の体から発散される熱とともに空気中に漂う爆発物の臭いそのものに気づき、自ら追跡できることです。この能力が、自爆テロへの対処で非常に重要になってくるのです。
「ベイパー・ドッグは、人物ではなく、周囲の臭気を探知しています。自爆テロの犯人が見えていなくても臭いをたどって居場所を突き止めるのです」(訓練責任者 ティム・バードさん)
一方、こちらは、ベイパー・ドッグの訓練。鞄に火薬などを入れた自爆テロの犯人役が、ショッピングモールを一般の通行人に混ざって歩きます。すると、ベイパー・ドッグは犯人役の通り道に沿って、空気中に漂う爆発物の臭いに反応し、追跡することができるのです。風などの条件によっては、60メートル離れた場所の臭いを探知した例もあるほか、爆発物を持った人物が通り過ぎた30分後でも、臭いを認識できるといいます。
「動き続ける自爆テロ犯を探知できる技術やセンサーは、今のところ存在しません。ベイパー・ドッグだけが捜し出せるのです」(ベイパー・ドッグの開発者 オーバーン大学 ワゴナー教授)
ほぉ〜〜、個人的にはノーマルの探知犬も十分凄いと思うのですが、それをも凌駕するようです。
これだけ発達した人間による高い技術をもってしても、ベイパー・ドッグには敵わないということになります。
犬の嗅覚、恐るべし。。。。
ほとんどがラブラドール・レトリバー
ベイパー・ドッグになるために生まれてきた生後1か月の子犬たち。育成計画は、2005年から始まり、現在は100頭余りに増えたということですが、警察犬の強そうなイメージとは異なり、ほとんどが愛嬌のあるラブラドール・レトリバーです。
今からおよそ10年前からこの計画はスタートされたようです。
選ばれたのは「ラブラドール・レトリバー」。
ラブラドール・レトリバーは、最上級の探知能力・人が好きなこと・優れた知能能力からこういったことに非常に長けているんだそうです。
ラブラドールは本当に凄いんですね。
思ってみれば盲導犬などや介助犬もラブラドールが多く、その優れた能力が伺えます。
アメリカ・トランプ次期大統領の自宅前も警護している
「トランプ大統領」の誕生まであと1か月。著名人も訪れ、厳重な警備がしかれるトランプタワーですが、ニューヨーク市警は、トランプ氏の勝利の後、ある秘密兵器を投入していました。それが特殊な爆発物探知犬、「ベイパー・ウェイク・ドッグ」です。
ベイパー・ドッグはこの高い能力を生かし、あのアメリカの次期大統領ドナルド・トランプ氏の自宅、いわゆる「トランプタワー」を警護をしている模様です。
あれだけの方ですから、
世界最高クラスの警備体制が必要となります。
そんな中このベイパー・ドッグが投入されたとなれば、この犬達の能力が相当優れていると裏付けられたようなものですよね。
いやはや凄いの一言です。
こうやって、犬が人間社会で活躍しているニュースを見たりするといつも関心させられます。
日々の研究、訓練等があってのことなんでしょうね。
ワンちゃんも良い子すぎます。。。
和來さんもここまでいかなくとも、もうちょっと良い子にしてくれると嬉しいんだけどな。
…まっ、無理か。笑
参考記事・画像「http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2943146.htm」
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