特に季節に左右されずスーパーなどでは1年中売り場に並んでいるりんご。
とっても身近な果物ですが、犬はりんごを食べても大丈夫なのでしょうか。
また、食べれる場合量はどれくらい与えていいのか?
皮やあげかたなどに注意点などはあるのか?
犬とリンゴの関係性について調べてみました。
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犬はりんごを食べても大丈夫!食べてもいい量と注意点
犬はりんごを食べても問題ない!
結論から言うと犬がりんごを食べても健康上の問題はありません。
りんごには多くの栄養素となる成分が含まれており、さらに水分も多い果物になるためちょっとした水分補給の際のおやつとしてワンちゃんも美味しく補給することができます。
夏場など特に食欲が無い子なんかには、甘みのあるりんごを喜んで食べるかと思います。
しかしメリットもあれば当然デメリットといいますか、注意が必要な場合もあります。りんごは水分や繊維が多い食べ物になるので与える場合はきちんと適量を守るのが大事です。
また、相性が悪い子(アレルギーの子)にはやっぱりダメです。
その場合は食べさせないように注意してあげて下さい。
まだあげたことがなく分からない場合は、少しづつ…少しづつ様子を見ながらあげていった方が良いでしょう。
大丈夫であるからといって、くれぐれもいきなり多くあげないようにしてくださいね!
りんごの栄養素
りんごには主に《水分・ビタミン・カリウム・ペクチン・食物繊維・糖分》などの成分が含まれています。
いずれも犬にとって危険と言われている成分は含まれていません。
それどころか、量をきちんと守りさえすれば犬にとってもいい栄養素となります。
リンゴ酸とクエン酸で疲労回復
リンゴに含まれるリンゴ酸とクエン酸は、疲労回復のサポートしてくれると言われています。
カリウムが豊富で利尿効果に期待
りんごに含まれている成分「カリウム」によって、老廃物を外に出す働きや血圧の上昇を防ぐ効果があると言われています。
腎臓病や高血圧の予防などに期待できます。
《カリウムが豊富な他の食材》
ペクチンが腸の調子を整える
りんごに含まれる「ペクチン」という成分は、腸の調子を整えてくれる効果に期待がもてます。
ペクチンは腸内の乳酸菌のエサになり、善玉菌を増殖させて悪玉菌を排除する働きがあり、結果的に便秘の解消などに役立ちます。
《ペクチンが豊富な他の食材》
りんごは歯垢予防や虫歯予防になるって本当?
りんごは歯垢や虫歯予防になるって聞いたことありませんか?
甘いフルーツなのに、何故りんごで虫歯予防になるのでしょうか?
りんごには、世界中で注目されている健康成分「りんごポリフェノール」と呼ばれる成分が含まれています。
りんごポリフェノールには、虫歯菌が出す酵素の働きを阻害する効果があると言われており、口の中を歯垢が付きにくい環境へと導きます。
その結果、虫歯の発生を防ぐ効果が期待できるというわけです。
また噛むことによって、噛む力が鍛えられ、歯茎の血行を促進するので、マッサージ効果があるといったメリットもあります。
しかし、りんごには糖分もたくさん含まれています!虫歯を予防するためには、リンゴを食べるだけではなく、丁寧なブラッシング(歯磨き)をする事が大事です。「りんごを食べるだけで歯が綺麗になる」というわけではなく、あくまで「口の中の健康を保つ上での一つの手助けになる」程度に思っておきましょう。
りんごの簡単保存方法
ここで豆知識。
りんごは水分が命で、時間が経つと水分が抜けて鮮度が落ち美味しく無くなります。
りんごの蒸発を防ぐために、ポリ袋などに入れ密封し、冷蔵庫または温度差のない涼しい冷暗所で保存しましょう。
なお、一つ手間が増えますが、一つ一つ新聞紙などに包んでからポリ袋などに入れてあげるとなお良しです^_^
りんごを与える場合の量や目安・与える際の注意点
これまでご説明した通り、りんごは適量であれば食べさせても特に問題はありません。
ただし、食べすぎはやはりよくないようで、食べ過ぎるとお腹を壊したりする原因になります。
ではその1度に食べても問題のないとされる量ですが、下記の図を参考にして下さい。
1日に与えても良い量の目安
犬の体重が3kgであれば20g程度、10kgであれば50g程度・・・など体のサイズが大きければ大きいほど1日に食べられる量が増えていきます。
個体差もあるため一概には言えませんが、大体の目安はこれくらいと思っていて良いかもしれませんね。
また、りんごを与える際はそのまま与えることはしないようにしましょう。
栄養豊富の皮は農薬がかかっていることが多いので、皮を剥いて果肉はできるだけ細かく刻んだりスライスにしてあげるのが好ましいかと思います。
リンゴは消化しにくく、大き過ぎると喉につっかえたりする危険性もあります。
皮は良くないとご説明しましたが、有機栽培のりんごであれば皮ごとあげても心配はないですね。
種や茎は必ず取り除きましょう
リンゴの種にはアミグダリンという成分が含まれており、アミグダリンは加水分解されるとシアン化水素と呼ばれる毒性の物質を発生させる可能性があるので、種は取り除いたほうがよいとのこと。ただし、体に悪影響を及ぼす量のシアン化水素を発生させるには、リンゴをトン単位で食べる必要があるので、過剰に心配することはないそうです。
※参考:「https://gigazine.net/」
りんごの種に毒性があるというのは聞いたことがある方も多いかと思います。
過剰に食べなければ問題ないと説明されていますが、上記はあくまで人間の場合。体の構造も違い体格もより小さい犬はより少ない量で中毒を起こす恐れもあるため、注意する必要がありそうです。
いずれにせよ、体に悪影響を及ぼす可能性のあると言われている種や茎は必ず取り除いてあげましょう。
まとめ
以上で、犬はリンゴを食べても健康上問題のない食べ物であることが分かりました。
それどころかワンちゃんにとっても、栄養素を美味しく補う事ができる食べ物でもあります。
ただし、他の食べてよいとされる食べ物同様、与え過ぎはかえって良くないのでくれぐれも量には注意して下さいね。
与える際は必ず種を取り除き、初めて与える場合は少しずつあげ様子を見ながら与えてあげて下さいね。
また、りんごジュースは量を気をつければ特に問題はないかと思います。(果汁100%のものではなく、人間用に味付けされ余計に甘くなっているものなどはNG)
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→犬が食べてもいいもの&食べてはいけないもの種類別一覧【野菜・果物・食べ物その他】
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