世の酒飲みさんのつまみの定番として真っ先に思い浮かぶ”枝豆”。
枝豆は冷凍保存が可能なため比較的年中食べることができ、かつスーパーやコンビニなどで手軽に購入のできる食材です。
ところで、犬は枝豆も食べてもよいものなのか気になったことはありませんか?
今回は犬と枝豆の相性について調べてみました。
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犬は枝豆を食べても大丈夫?皮ごと与えるのは注意!
犬は枝豆を食べても大丈夫
結論からお伝えすると犬は枝豆を食べても健康上の問題はありません。
そもそも枝豆とは、大豆の未成熟で青いうちに収穫したものです。
大豆を含め、特にアレルギー等がない場合は中毒になるような成分は含まれていません。
そればかりか、枝豆には豊富な栄養価が沢山含まれています。
枝豆の成分表&栄養価
エネルギー | 134kcal |
水分 | 72.1g |
たんぱく質 | 11.5g |
脂質 | 6.1g |
炭水化物 | 5.2g |
灰分 | 8.9g |
飽和脂肪酸 | 0.81g |
不飽和脂肪酸 | 4.58g |
食物繊維 | 4.6g |
カロテン | 290μg |
ビタミンE | 1.2mg |
ビタミンK | 33μg |
ビタミンB1 | 0.24mg |
ビタミンB2 | 0.13mg |
ナイアシン | 1mg |
ビタミンB6 | 0.08mg |
葉酸 | 260μg |
パントテン酸 | 1.45mg |
ビタミンC | 15mg |
ナトリウム | 2mg |
カリウム | 490mg |
カルシウム | 76mg |
マグネシウム | 72mg |
リン | 170mg |
鉄 | 2.5mg |
※茹でた枝豆100gあたりの成分
※七訂日本食品標準成分表より
ビタミンB1・カリウムで夏バテ予防
枝豆には野菜の中ではトップクラスのビタミンB1が含まれています。
疲労感を改善してくれる効果に期待ができます。
またカリウムも豊富に含まれており、夏の暑い時期なんかにはカリウム不足になりがちなので夏バテ予防に最適です。
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鉄分で貧血予防に
枝豆には多くの鉄分が含まれています。
鉄分は主に貧血の予防・改善に効果的と言われています。
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オルニチンが豊富
オルニチンは皮膚を健康に、老化防止に効果的な成長ホルモンの分泌促進の役割を果たし、疲労回復機能が高いアミノ酸の一種です。
オルニチンはシジミに入っていることで有名ですが、この枝豆にも含まれています。
ただし、含有量が多いのは普通の枝豆ではなく、だだちゃ豆になります。
そのほかにも、タンパク質・ビタミンK・葉酸・マグネシウムなどがバランスよく含まれています。
枝豆を与える際の注意点
ここで、枝豆を与える際の注意点をお伝えしします。
生の枝豆には”赤血球凝集素”という物質が含まれています。
この”赤血球凝集素”という物質は、血液を凝固させる作用があると言われているので、絶対に与えないように注意してください。
加熱するとこの”赤血球凝集素”は消滅するため加熱必須です。
※またそれ以外にも、生の枝豆は消化に悪いです。
与える際は、必ず火を通し消化をよくする為、極力細かく砕いて(潰す)などしてから与えるようにしましょう。
また人間と同じように塩などで味付けする必要はありません。
犬にとっては塩分過多となるので味付けは控えましょう。
枝豆の皮やサヤは与えない
枝豆の皮やサヤは基本的に与えない方が良いでしょう。
特別中毒成分があるというわけではありませんが、皮やサヤは固く、繊維が多いので消化にも悪いです。
また、農薬などが残っている場合も考えられるので、必ず取り除いてあげてください。
アレルギーに注意
枝豆自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。
度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。
重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。
アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。
その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。
枝豆を使用した手作り食を取り入れてみては?
枝豆は犬にとっても栄養が豊富で、気軽に購入することができるので安易に与えてしまいがちです。
問題はないものの、やはり消化に良くないため食べてもそのまま便で出てしまうなんてこともザラのようにあるようです。
もし料理に取り入れてみたいという方は「手作り食」なんていかがでしょうか。
枝豆を使用したレシピなんていうのも調べてみると沢山あるようですよ。
まとめ
■枝豆自体は問題なし
■必ず加熱して消化しやすく細かくする
■与え過ぎは禁物
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→犬が食べてもいいもの&食べてはいけないもの種類別一覧【野菜・果物・食べ物その他】
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