細長く綺麗な緑色をした野菜のいんげんは、様々な料理で活躍する食材ですね。
旬の時期は6月〜9月頃と言われていますが、ハウス栽培もされており、比較的に年中スーパーなどで手に入る野菜です。
ところで、犬はいんげんを食べれるかご存知ですか?または食べても健康上の問題はないものなのでしょうか。
今回は犬といんげんの相性について調べてみました。
犬はいんげんを食べても大丈夫?
結論からお伝えすると、犬はいんげんを食べても基本的には健康上の問題はないとされています。
いんげんとはインゲン豆(隠元豆)を若いうちに、さや付きで収穫されたものです。
豆なので、犬にとっては消化に悪いことも大前提としてありますが、加熱して少量であれば、基本的に健康状態の良い犬には特に中毒となる心配はないようです。
いんげんはメイン料理などの脇役的なイメージが強いかと思いますが、どのような栄養価があるのでしょうか。
いんげんの栄養価
それではさっそく、いんげんの栄養面を見てみましょう。
いんげんには
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・ビタミンB
・ビタミンC
・食物繊維
などバランスよく栄養価が含まれています。
また、注目したいのが「必須アミノ酸」という成分で
この「必須アミノ酸」は私たち人間には必要とされる栄養価と言われています。しかし健康を維持する重要な栄養素にもかかわらず、人間の体内では十分に合成できないと言われています。よって、この成分を十分にとるには「食べ物」から摂取しなくてはならないのです。
話を戻しますが、この「必須アミノ酸」は全て「いんげん」に含まれています。
「全て」というのには理由があり、実はこの必須アミノ酸、全部で9種類あるのです。
・リジン(リシン)
・トリプトファン
・バリン
・ロイシン
・イソロイシン
・ファニルアラニン
・トレオニン
・メチオニン
・ヒスチジン
この「必須アミノ酸」は、人間にとって必要な栄養価なのですが犬にとっても健康維持にとても大切と言われる成分です。
いんげんを与える場合の注意点
いんげんはカロリーも低く、犬にとってとても栄養価もあるのですが、もちろん注意点があります。
生のままや加熱不足のいんげんは、摂取すると中毒を起こす可能性があります。
必ず十分に火を通してから、できるだけ細かく刻んであげるようにしてあげましょう。
当然与え過ぎもよくないです。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルも多く含まれているため、多量に摂取すると結石の原因になりうる可能性になります。
何も考えずに、習慣的に与えるようなことはしないほうが賢明かと思います。1度に与える量も、アレルギーがない健康な犬ということを前提に、多くても10g程度にしておきましょう。
アレルギーに注意
いんげん自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。
度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。
重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。
アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。
その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。
いつものご飯にトッピング
いんげんは、十分に加熱し、極々少量であれば与えても問題のない野菜だということが分かりましたね。
美味しい野菜ですし、栄養価も高い野菜ということで、手作りフードのトッピングとしていんげんを使っている料理(レシピ)が結構あるようです。
ただし、豆類なのでアレルギーに注意が必要ですし、食物繊維も多く含まれているため、もしあげようとお考えの方は、少量づつ注意してあげたほうが良さそうですね。
まとめ
◆基本的に健康の犬であれば問題なし
◆必ず加熱する
◆与え過ぎや習慣は良くない場合もある
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