犬はささみを食べても大丈夫?与え方や注意点を考察

食べ物関連

鶏のささみは、低カロリー・低脂肪、そして高タンパクと体にとても良くダイエットなどにも適してるお肉の部位として何かと注目されています。

そこで、今回は犬もささみを食べることができるのか、または食べる事によって人間同様、健康上のメリットはあるのか。

犬と鶏のささみの相性について調べてみました。

 

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犬はささみを食べても大丈夫?

結論からお伝えすると、基本的に犬はささみを食べても健康上の問題はないと言われています。

ささみはムネ肉に近接した部位で、ムネ肉と同じ様に脂肪が少なく、淡白な味わいをしています。

基本的に鳥のアレルギーのない犬であれば、食べても問題はありませんし、ささみは栄養が豊富でヘルシーであることから、普段の食事のトッピングする具材の1つとして、ささみを犬に食べさせている飼い主さんが多いと思います。

 

ささみの栄養価・食べるメリット

ヘルシーという言葉を何度か使っていますが、実際どれだけヘルシーな食材なのか、またささみの栄養価もあわせてご説明していきます^_^

ささみは100gあたり105kcalとなり、肉の中ではダントツで低カロリーです。

ささみ1本は大体43gですので、1本あたり約45kcalとなります。

 

他の肉と比較してみます。

種類(部位) 100gあたりのkcal
鶏ササミ 105kcal
鶏もも(皮なし) 116kcal
鶏むね(皮なし) 108kcal
鶏ひき肉 166kcal
豚ヒレ 115kcal
豚バラ 386kcal
牛ヒレ 133kcal
牛バラ 371kcal

※日本食品標準成分表より抜粋

 

鶏肉は他のお肉(牛や豚)より低い傾向にありますが、その中でも特に低いのがささみになります。
その事や脂質が低い事からも、ダイエットに適してるお肉と一般的におススメされているんですね〜^_^

続いて栄養面を見ていきます。

 

タンパク質が多い

ささみは高タンパクである事で知られています。

犬の健康を保つ上で必ず必要な栄養素で、タンパク質が不足すると、皮膚の調子が悪くなったり痩せ気味になったりします。

 

ナイアシン

ビタミンBの一種であるナイアシンがささみには含まれています。

ナイアシンは疲労回復や粘膜・消化器系を守る働きがあり、さらには血流を促す働きに期待が持てます。

その他にもささみにはビタミン類も多く含まれています。

 

ささみを与える際の注意点

ささみのメリット面ばかりではなく、ささみを実際に与える際の注意点もいくつかご紹介します。

 

加熱して与えた方が良い

ささみなどの鶏肉に限らず、お肉は火を通してから与えるのが好ましいです。

生肉には菌が付着している可能性があるため、感染症のリスクを減らすためにも必ず茹でるなり火を通してから与えるようにしてあげましょう。

 

食べ過ぎはリンの過剰摂取に

ささみにはリンという成分が含まれています。

リンはミネラルの一種で、健康を保つ上で必要とされる成分ですが、過剰に摂取すると腎疾患の原因にもなりかねません。

また、肝疾患や腎疾患がある場合は、リンを過剰摂取するとさらに悪化させてしまう恐れもあるので、より注意が必要になってきます。

もし、与えたいとお考えの方はかかりつけの獣医師様とのご相談のうえ与えた方が良いかもしれません。

 

味付けは必要なし

当然といえば当然なのですが、調理したささみの味付けなんて特に必要ありません。

茹でる場合も人間と同じように塩などの味付けは必要はなく、そのままのものを与えるようにしてください。

 

アレルギーに注意

鶏ささみ自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。

度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。

重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。

 

アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。

その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。

 

良質なささみの選び方

ツヤがあり程よい弾力があり、締まっているものが良いと言われています。

また、淡いピンク色でより透明感のあるものがオススメ。

やはりどんなものでも、新鮮なものに越した事ないと思うので、スーパーなどで買う際は見比べてみて下さい^_^

 

ささみの保存方法

1週間程度の保存方法

ささみ自体の水気をペーパータオルなどで拭き取り、ペーパータオルに包んで、ラップなどで空気が入らない様にして、冷蔵保存。ものにもよりますが1週間程度でしたらこれで大丈夫かと。

 

1週間以上の保存方法

ラップで直接1つ1つ包み冷凍保存。

冷凍保存なのであまり鮮度は落ちませんし、結構長く保存できます。

 

フードのトッピングやおやつに

ささみは手軽にスーパーなどで買う事もでき、犬の健康にとっても良い事があるので、アレルギーが出ない犬や与えすぎなければ、とても良い食材の一つです。

我が家の和來さんもささみが大好きで、たまにレンジでチンしてフードに混ぜてあげたりしてますが、和來さん大好物なもんで、レンジで温めている時からすでにスタンバイの態勢に入るほど大好きみたいです。

ささみは簡単に調理できるのでおすすめですよ〜^ – ^

 

まとめ

◆基本的に犬はささみを食べても大丈夫

◆与え過ぎずは禁物

◆加熱して与える

 



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