南半球に位置するオーストラリア大陸本土とタスマニア島からなる国で、日本の約21倍ほどの広大な面積があります。
世界的にも有名な都市であるシドニーやメルボルンから、世界遺産であるグレートバリアリーフやエアーズロックなど、都会から大自然まで楽しむ事ができるため、海外旅行先としても非常に人気のある国です。
そんなオーストラリアですが、犬事情や犬の人気などについてはどうなのでしょうか。
当ページでは、オーストラリアの犬事情や犬の人気ランキングをまとめてみました。
オーストラリアの人気犬種ランキング
このランキングは、オーストラリア全国の賃貸物件などを紹介するWEBサイト『Rent.com.au』から公開された「オーストラリアで最も人気のある犬の品種」を参考にさせて頂きました。
それではどうぞ^ ^
第9位 オーストラリアン・ケルピー
引用元:wikipedia
オーストラリアン・ケルピー(英語:Australian Kelpie)とは、名前の通りオーストラリア原産の牧羊犬種になります。
統計によると、特にオーストラリア首都圏で最も飼われており、オーストラリアでは非常にポピュラーな人気犬種になります。
第8位 アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
アメリカン・スタッフォードシャー・テリア(英語:American Staffrodshire Terrier)は、スタッフォードシャー・ブル・テリアをイギリスからアメリカに輸入され、それをアメリカで品種改良され生まれた犬種になります。
スタッフォードシャー・ブル・テリアに比べやや大きく、この派生種としてアメリカン・ピット・ブル・テリアなどがいます。
第7位 チワワ
チワワ(英語:Chihuahua)は公認された犬の中で最も小さい犬種で、日本でも毎年人気上位に入る犬種ですが、ここオーストラリアでも非常に人気のある犬種になります。
地域で絞ると、西オーストラリアで特に人気が高いとの事です。
第6位 ボーダー・コリー
ボーダー・コリー(英語:Border Collie)はイギリス原産の犬種で、白と黒の毛色が鮮やかな長毛犬種。
犬の中でも最も賢いと言われる犬種で、知能と共に運動能力も優れている犬種です。
第5位 ジャック・ラッセル・テリア
ジャック・ラッセル・テリア(英語:Jack Russell Terrier)はイギリス原産の小型犬種。
外見は白をベースに大きな斑が入り、体長が体高よりわずかに長く、若干筋肉質な体型をしています。
テレビドラマや映画などで一気に広まり、今や世界中で大人気の犬種の一種です。
第4位 ラブラドール・レトリバー
ラブラドール・レトリバー(英語:Labrador Retriever)は言わずと知れた大人気犬種。
元々は、レトリーバー=獲物を回収(Retrieve)する犬と呼ばれる狩猟犬の一種でしたが、現在では家庭犬、盲導犬、さらには警察犬としても非常に多くの国で人気のある犬種の一種になります。
オーストラリアでは特に、首都圏で多く飼われているそうです。
第3位 マルチーズ×シーズー
引用元:wikipedia
マルチーズ×シーズー(英語:Maltese Shih Tzu)とは、ずばりマルチーズとシーズーのMIX犬になります。
マルチーズの白いフワフワな被毛に、シーズーの可愛らしいお顔で、ミックス犬の中でも特に人気がある犬種です。
第2位 スタッフォードシャー・ブル・テリア
引用元:wikipedia
スタッフォードシャー・ブル・テリア(英語:Staffordshire Bull Terrier)は、イギリス原産の犬種で「スタッフィー」の愛称で呼ばれています。
このランキングの第8位にランクインした、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの原種となる犬種になります。
少し強面なお顔をしてますが、実際には深い愛情があり、きちんとした躾を行う事で一生の良きパートナーとなってくれると思います。
第1位 MIX(雑種)
オーストラリアで最も人気のある犬種第1位はMIX(雑種)となります。
統計によると、オーストラリアでは約480万匹の犬が飼われているとされており、その内の29.9%がこの雑種と言われています。
特に人気のある組み合わせは下記の通りとなります。
1.スタッフォードシャー・ブル・テリア×ケルピー
2.ケルピー×ボーダー・コリー
3.ブル・アラブ×スタッフォードシャー・ブル・テリア
4.マルチーズ×シーズー
5.ボーダー・コリー×ケルピー
6.マスティフ×スタッフォードシャー・ブル・テリア
7.ボクサー×スタッフォードシャー・ブル・テリア
8.ジャック・ラッセル・テリア×パグ
9.ラブラドール・レトリバー×ロット・ワイラー
10.ジャーマン・シェパード×ロット・ワイラー
オーストラリアでは大きな犬を好む傾向にあり
オーストラリアの人気犬種ランキングは以上の通りとなりました。
オーストラリアでは、日本とは異なり小型犬などの愛玩犬よりも中型犬や大型犬などのアクティブで力強い犬種が好まれている傾向があるみたいです。これは住宅環境の違いももちろんございますが、他の国々同様ペットとしてというより家族として犬と向き合っている事などによる意識の違いなどがこのような結果として表れているのでないかと推測されます。
またオーストラリアでは、ミックス犬の人気が非常に高く、日本でも最近人気がある「プードル」と「ラブラドール」を交配して誕生した『オーストラリアン・ラブラドゥードゥル』もここオーストラリアで誕生した犬種になります。
自然を愛する動物大国
オーストラリアは自然が非常に多いのですが、動物保護や環境保護に対する意識が非常に浸透しています。
オーストラリアでは世界的にも希少な野生動物も多く存在し、それらの保護の為、猫を外で自由に行動させてはいけない時間帯が定められていたり、場所によって犬が入ってはいけないビーチなど、ペット以外の自然を守るルールが厳密に決まっているんだとか。
その他にも、ペットに関する多くのルールが多く存在するようですので、興味のある方は調べてみると沢山出てきて面白いですよ^ ^
犬を迎える場合は、「ブリーダーさんから直接迎える」「ペットショップから迎える」、そして「保護犬を迎える」の3点が基本となるようですが、中でも「保護犬を迎える」飼い主さんが多いようです。
今でこそ、日本でも保護犬を迎える意識が高くなってきましたが、犬大国であるイギリスからの移民がオーストラリアでは多い為、日本とは比較にならないほど意識が高いと言われています。
現地に住む方によると、保護犬に関するチャリティーバザーなどの広告が頻繁にポストに投函されているなど、積極的にそういった情報を発信されているんだそうです。日本でも、ネットやSNSでは見かける事はありますが、新聞広告での発信は中々見かける事はないかと思います。
以上、オーストラリアの犬事情や人気犬種ランキングについてでした^ ^
参照:Rent.com.au
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