日本からも近く、中華人民共和国（中国）の南部にある特別行政区である香港。
世界的にも巨大な金融都市としても有名な香港ですが、実はこの香港、日本に次いでアジア第2位のペット大国とも言われていたりしています。
当ページでは、香港の犬事情についてや香港で人気のある犬種をまとめてみました。
香港の人気犬種ランキング
香港にも、日本のJKCのような団体である「Hong Kong Kennel Club」があるのですが、こちらでは公開はされていませんでした。
そこで、当ランキングは香港のペットショー団体とペット情報を提供するMoCity毛城城の、香港住民を対象とした「2018年犬猫調査」による情報を参考にさせて頂きました。
それではどうぞ^ ^
第3位 ポメラニアン
ポメラニアン（英語：Pomeranian）は、ドイツ・ポーランドにまたがる中欧のポメラニア地方が原産の小型犬種。
小さな体にフワッフワな被毛が特徴的なスピッツ系の犬種で、日本でも大変人気のある犬種です。
第2位 唐狗（トンガウ）
唐狗（トンガウ）とは、犬種の名前ではなく日本でいう雑種の事になります。
香港には野良犬も多く、そのほとんどが唐狗＝雑種と言われています。
その野良犬達は、保護団体に保護される事が多いようですが、保護施設でも雑種がとても多いようです。
第1位 プードル
プードル（英語：poodle）は諸説ありますがフランスまたはドイツ原産の犬種と言われています。
日本では毎年のように人気犬種第1位のプードルですが、ここ香港でも堂々の第1位という結果になります。
好きな犬種ランキングでは日本の「柴犬」が1位!
ペットショーの団体とペット情報のMoCity毛城城による香港市民を対象とした調査のランキングによると、3位がポメラニアン、2位が雑種、1位がプードルという結果となりました。
香港は面積と比較して人口が非常に多い為、日本の住宅環境に近く、一軒一軒の敷地面積があまり広くありません。その影響もあるのでしょうか、3位のポメラニアンと1位のプードル（トイプードル）など、小型犬種の人気が高い傾向にあります。
ちなみに、上記のランキングはあくまで「飼っている＝登録上」のランキングになりますが、そういったものが一切関係のない、単純に「好きな犬」といったランキングでは、1位が日本を代表とする犬種の柴犬、2位が胴長が可愛いウェルシュ・コーギー、3位が雑種である唐狗という結果だったようです。
香港で犬を迎える場合
今でこそ中国に返還されましたが、1997年まではイギリスの統治下にあった香港。
その影響もあったのでしょう、香港は中国の一部でありながら、英国文化が非常に根強い都市になります。
イギリスでは犬を家族に迎える際、ブリーダーから直接向かい入れるか、保護犬などを迎える事が多いのですが、香港でもそういった事が多いと聞きます。
また香港では、犬を飼っている人が多く集まるエリアには、一定の場所に犬の排泄物専用のゴミ箱が置いてあるようです。これも、犬の飼い主によるマナーやルールを重んじる英国の文化が深く影響されているのでしょうか。日本でも最近は公園などでちょこちょこ見かける機会が増えてきましたが、街のど真ん中に設置されるなど、こういったのが普通になると良いですね。
参照：香港BS
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