高い栄養価や効能から「ナッツの女王」と呼ばれるピスタチオ。
程よい塩気と他のナッツとは異なる独特な味が口に広がり、とても美味しいですよね。
そんなナッツの女王ことピスタチオですが、犬は食べられることができるのでしょうか。あるいは食べても健康上の問題はないものなのか、今回は犬とピスタチオの相性について調べてみました。
犬はピスタチオを食べても大丈夫?
結論からお伝えすると、犬にピスタチオは与えないほうが良いとされています。
ウルシ科カイノキ属の落葉高木から採れる種子がピスタチオです。
主な生産国はイラン・アメリカ・シリア・トルコなどで、最も多い生産国はイランだそうです。
ピスタチオに限らずナッツ類はその高い栄養価から、食べ過ぎなければ健康に良いとイメージされている方が多いかと思います。
人間にとっては問題のない食べ物ですし、自然の食材なので一見犬も大丈夫では?と思いがちですが、犬にはオススメできない理由がいくつかあります。
犬にピスタチオを与えないほうが良い理由その1
消化不良の原因になる。
ピスタチオを含め、ナッツ類は消化のしにくい食べ物になります。
人間より消化能力の弱い犬にとっては、相性の悪い食べ物であることになります。
上手く噛まないで丸呑みしてしまう可能性もあり、消化されないピスタチオが腸などに詰まり、最悪命に関わるような病気を引き起こすリスクも高まるとされています。
犬にピスタチオを与えないほうが良い理由その2
脂質が多く肥満の原因になる。
ピスタチオは多くの栄養が含まれていますが、同様に多くの脂質が含まれています。
脂質は健康を保つ上で必ず必要な成分ですが、摂取しすぎると肥満の原因ともなります。
犬にピスタチオを与えないほうが良い理由その3
アレルギー反応を引き起こす!?
ピスタチオに限らず多くのナッツ類は、アレルギー反応を引き起こしてしまうこともあります。
まだはっきりとした因果関係は解明されていないようですが、臨床結果では有害である。と立証されているようです。
少しでもリスクがある食べ物と分かっているのだから、あげないに越したことはありませんよね。
誤飲してしまったら
飼い主側にあげるつもりがなくても、犬が飼い主の目を盗み、食べてしまう可能性もあります。
そこで、万が一誤飲してしまった場合ですが、量にもよりますが特に大慌てする必要はなさそうです。
もちろん少量でもアレルギー反応を引き起こす子もいますし、食べてもケロっとしている子もいるかと思います。
また、消化できずに吐いてしまう場合もあります。少量であればしばらく様子を見てあげて、少しでも異常が感じられたらすぐさま病院に連れて行ってあげてください。場合によっては手遅れになってしまう可能性もなきにしもあらずなので、心配であれば何もなくてもすぐに病院へ連れて行きましょう。
誤った吐かせ方はかえって危険となる場合もあるので、自分で判断せず獣医師さんに見てもらったほうが安心です。
殻付きのピスタチオはさらに危険
殻付きのピスタチオをそのまま食べてしまった場合は、ただのピスタチオを食べるより危険性が高まります。
ただでさえ消化のよくないピスタチオですが、硬い殻付きであるとさらに消化しにくく危険です。
吐いてしまったり、そのままうんちと一緒に出てしまえば良いのですが、体内でとどまってしまうと最悪の場合開腹手術となる可能性もあります。
一般的におつまみなどで売られているピスタチオは殻付きの場合が多いですから、買っても犬の届くところに置かないなどより一層気をつけるようにしましょう。
基本的に体の小さい小型犬ほど誤飲すると危険です。お酒のおつまみにピスタチオもいいですが、わんちゃんを飼っていらっしゃる飼い主様は十分注意して食べましょうね。
まとめ
◆犬にピスタチオはあげてはならない
◆食べた場合は場合によっては病院に連れて行く
◆アーモンドなど他のナッツ類も注意
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