薬味や料理の味付けなどで日々食卓にあがる機会が多い生姜は日本では非常に馴染み深い食材の一つです。
ピリっとした味で、様々な料理のアクセントとして使われる事が多いですね。
そんな特徴のある生姜ですが、犬が万が一食べてしまったら問題はあるものなのか、中毒などの恐れはあるのか。
今回は犬と生姜の相性について調べてみました。
犬は生姜を食べても大丈夫?
結論からお伝えすると、基本的に犬は生姜を食べても問題がないと言われています。
生姜はショウガ科ショウガ属に属した品種で、大生姜、中生姜、小生姜の3種類あり、日本のスーパーマーケットなどで売られているのは大生姜と言われています。
生姜は特徴的な味をしていること、独特の辛みがあることから、一見「犬は食べられないものでは?」と思われがちですが、手作りフードのレシピに使われていたり、ペットサプリで使われたりしています。
つまり、基本的には適量で偏った食生活や与えすぎるような事をしなければ、犬が食べることのできる食材同様、生姜はなんら問題のない食材と言うことになります。
生姜は栄養価も非常に高く、万能の食材と言われるほど栄養満点。適切な量であれば犬の健康を保つ上でも与えるメリットが人間同様にあると言えそうです。
しかし、やはり刺激が強い部類に入るため、食べ過ぎるとお腹を壊したりする原因になります。デメリットなどについても後述いたします。
生姜の栄養価・辛味成分の元
生姜の栄養価や効能などをご紹介していきます。
生姜は約90%が水分でできており、その他カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンCが豊富に含まれています。
ぱっと見ただけですと、特別何が良いのか見えてこないかもしれませんね。しかし、生姜の特徴とは栄養とは別の所にあります。
それはずばり、生姜の辛み成分にあります。
生姜は3種類の辛み成分をもっており、それぞれが体に良い効果を与えてくれるんだそうです。
一つ一つご紹介していきます。
ジンゲロール
生姜の辛み成分の一つ。
ジンゲロールは血行を促進する働きがあり、体を温め冷え性改善の効果に期待が持てると言われています。
また、ジンゲロールは抗菌効果や抗酸化作用も含まれています。
ちなみに、ジンゲロールは生の生姜に多く含まれている成分になります。
ショウガオール
生姜を加熱したり乾燥させたりすると、ジンゲロールがショウガオールに変化します。
ショウガオールはジンゲロールより、さらに強力な血行促進作用があると言われています。
ジンゲロン
ジンゲロンも、ジンゲロールを加熱されて分解された際に変化する成分です。
同じく血行促進の効果に期待ができ、発汗作用があるため、ダイエットに効果的とも言われています。
生姜を与える際の注意
生姜は犬に与えても中毒となったといった文献は見つかりませんが、与える際は念のため少量にしておいた方が良いでしょう。
先程も触れましたが、生姜は刺激が強いため、食べ過ぎると嘔吐や下痢などの原因になるかもしれません。
与える場合は、おろすか細かくカットしてひとつまみ程度にしてあげてください。
ガリや紅ショウガは与えない
ガリや紅生姜。美味しいですよね〜。私も良く食べます^ – ^
美味しいからワンコにも一口だけおすそ分け・・・なんてのはやめましょう!笑
ガリや紅ショウガなどの生姜は、人間様に味付けされています。
余計な調味料や塩分が含まれているため、絶対に犬には与えない様にしましょう。
ガリや紅ショウガに限らず、人間様の食べ物は味付けされているものが多いですので、同様に注意してくださいね^_^
ドッグフードなどの主食をメインに
生姜は基本的には与えても問題のない食材だという事が分かりました。
きちんとした適切な量、つまり与え過ぎなければ問題ありません。
ただし、与えるにしても初めは少しづつにして様子を見てあげてください。アレルギーがないとも言えませんし、くれぐれも与え過ぎには注意しましょう。
犬が食べられる食材同様、あくまでドッグフードなどの総合栄養食をメインにトッピング程度にあげてください。
まとめ
◆犬は生姜を食べても大丈夫
◆与えすぎに注意
◆ガリや紅生姜などは与えない
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