多肉植物というと、メキシコや南アフリカなどの温暖な地域が原産のイメージだと思いますが、私達が住んでいるここ日本原産の多肉植物も存在します。
その日本原産の多肉植物である「オロスタキス 富士」を入手したのでご紹介しようと思います。
このページでは、オロスタキス 富士の特徴や我が家で育ててるオロスタキス 富士の成長記録、増え方などをまとめていこうと思います。
オロスタキス 富士とは
名称 | Orostachys melacophylla v. iwarenge f.variegata ‘Fuji’ |
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属名 | オルスタキス属 |
原産国 | 日本 |
生育タイプ | 春秋型 |
特徴 | 白覆輪の斑 |
日本原産の「岩蓮華(イワレンゲ)」の斑入り種で、エケベリアの様な見た目をしていますがオルスタキス属にあたります。
葉はとても薄く、白の覆輪斑が非常に美しいかなり古くからある品種になります。
オロスタキス 富士の形状や育て方
綺麗なロゼットをした苗です。
葉が非常に薄く、下手に触ると簡単に折れてしまいそうなほど。
白覆輪で人気のあるルノーディーンと少し見た目が似ていますが、ルノーディーンより葉が薄く全体的にのぺっとしています。
富士の元の種である「岩蓮華」は、元々原産地であるところの瀬戸内海の島では天然記念物なので採取することは出来ないそうです。
では何故今こうして出回っているのかというと、今出回っているものは園芸用に栽培されたもので、斑入りに品種改良されたものがこの「富士」になるんだそうです。
富士の他に岩蓮華の園芸種として、黄中斑が特徴的な「鳳凰(ホウオウ)」、黄覆輪斑が特徴の「金星(キンセイ)」などがあります。
斑入りの苗は、一般的な元の種より体質的に弱い傾向にありますが、この富士も例外ではなく体質的に強い方ではないと言われています。
良く葉が動く春や秋には日光に当てますが、夏の直射日光には非常に弱いので、注意した方が良いでしょう。
基本的に他の多肉植物同様、高温多湿が苦手なので、風通しの良い場所で管理するのが望ましいかと思います。
富士の殖やし方として、一般的に推奨されるのはずばり胴切りです。
葉挿しは出来ない事はないかもしれませんが、非常に低確率のようですし、胴切りの方が安定して殖やす事ができるようですので、繁殖させたい方は胴切りされてみてはいかがでしょうか。
立派に育ったオロスタキス富士^_^
そろそろ胴切りしようかな! pic.twitter.com/Fkd1tIRNOp— しまかぜ (@QDd6MnL3SDxLUkV) May 7, 2019
富士の胴切りその後、画像です。ワクワクする〜!お子様欲しい♪#多肉 pic.twitter.com/5GtVDkGBcn
— にゃを (@naonao1031727) May 9, 2015
胴切りした富士
成功したみたいで芽吹いて来た! pic.twitter.com/DP2s3vSny4
— コンドルOωO (@koba00505) February 16, 2015
胴切りに失敗した
富士ですが、下はグッドです! pic.twitter.com/UNf3kPVJHM— メディニラ マグニフィカ (@yumixjuice2) November 1, 2015
富士胴切りしたら出てきた♪
富士は4株にw
鳳凰と金星は消えたけど…。 pic.twitter.com/jZ5kzi3p33— ちびはな (@chibihana0563) June 24, 2013
今年3月に鶴仙園さんで買ったオロスタキス富士が胴切り後、今現在こうなりました♪・・・・・・いつ本体から離すかドキドキすぎる。#オロスタキス #鶴仙園 pic.twitter.com/AQqhGyHeA0
— 三冬 (@tukitomihuyu) June 1, 2019
どこで安く買える?
富士はあまり多く出回っているイメージではありませんが、たまに園芸店やホームセンターでも見かける事があります。
値段はまちまちで、苗の大きさなどによっても異なると思いますが、大きな苗になるとそこそこ高額になります。
ネットなどでの購入に抵抗がなければ、ネット販売などでも購入する事が可能です。
オロスタキス 富士の成長記録
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