様々な料理に使えて、健康や美容に良いと言われるオリーブオイル。
オリーブオイル自体、ほのかな香りがあり、数多くの料理で使用されるオイルですが、犬も同様に健康などに良いのでしうか。
また、そもそも犬がオリーブオイルなどを舐めても健康上に問題は無いものなのでしょうか。
今回は犬とオリーブオイルの相性について調べてみました。
犬にオリーブオイルを与えても大丈夫?
結論からお伝えすると、犬にオリーブオイルを与えても健康上の問題はないと言われています。
オリーブオイルは、オリーブという木の果実から得られる油です。
酸化されにくいオイレン酸を多く含むため、他の食用の油に比べ酸化されにくく、常温で固まりにくい性質をしています。
基本的に与え方をきちんと守れば、犬もオリーブオイルを与える事ができます。
オリーブオイルの栄養素や与えた場合のメリット
オリーブオイルは美容・健康に良いという印象を持たれている方が多いかと思いますが、具体的にどの様な効能に期待ができるのでしょう。
また犬に与えた場合、得られるメリットについてもお話ししていきます。
オレイン酸が豊富
オリーブオイルには、牛肉や豚肉などに多く含まれるオレイン酸が豊富に含まれています。
オレイン酸は脂肪酸の1つで、血中のコレステロールを適正に保つ働きがあります。
コレステロールを適正に保つ事で、動脈硬化の予防になったり、生活習慣病などの予防になると言われています。
また、オレイン酸は皮膚細胞の促進があるため、皮膚や毛などを健康に保ちます。
ビタミンEが豊富
オリーブオイルには、抗酸化物質であるビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEには、様々な病気の原因となる活性酵素を排出する働きがあるため、ガン予防などに効果的と言われています。
《ビタミンEを含む他の食材》
オリーブオイルを与える際の注意点
私達人間の場合、オリーブオイルを摂ることで便秘予防になると言われています。
それは、オリーブオイルが腸内にある内容物と混ざり、便自体を柔らかくする働きがあるからです。
ただし、そもそも犬は人間と異なり便秘自体になる事が少なく、与える事でかえって下痢をしてしまう可能性もあります。
与えるにしても、一舐め程度、小さじ一杯程でも十分かと思います。
勿論、体の大きさによって与えられる量が異なりますし、個体差もありますので、少なめからスタートして、便などの様子を見て調整してあげてください。
乾燥ケアとしても使える?
一部の愛犬家さんの間では、肉球や脇の下や鼻先など皮膚の乾燥を防ぐために、保湿クリームとしてオリーブオイルを塗る愛犬家さんもいるようです。
勿論天然成分なので舐めても問題ありませんし、保湿成分も優れているので相性としては良いのだと思います。
ただし、愛犬の毛質によってはベタベタになり、汚れが付きやすい状態となってしまうため、塗り過ぎには注意が必要です。
また、オイリー肌のワンちゃんには控えたほうが良いでしょう。
アレルギーに注意
オリーブオイル自体に問題が無くても、中にはアレルギーを持つ子がいます。
度合いにもよりますが、アレルギーを起こすと、痒みや充血、嘔吐したり下痢をしたりします。
重くなってくると湿疹から皮膚が被れたり、毛が抜け落ちたりすることがあります。
アレルギーの子には絶対に与えるのを控えるようにして下さい。
その食材に反応しているのか、分からない場合もアレルギーのような症状が現れた場合は一旦控えるようにしたほうがいいでしょう。
食事に混ぜて与える事もできる
オリーブオイルは、美容面など人間にとって良い成分として広く知れ渡っておりますが、犬にとっても良い成分が含まれています。
オイルなので、与え方が難しいor分からないという方でも、例えば普段与えているドッグフードに垂らして与えても良いですし、手作りご飯などにちょい足ししてもOK。
勿論、個体によって適量があるので、与える場合は与え過ぎないように上手に調整して与えるようにしてくださいね。
どうしても適量が分からないで不安という方は、一度かかりつけの病院の先生に相談してみるのも良いかと思います。
まとめ
◆犬はオリーブオイルを与えても中毒の心配はなし
◆与えすぎると下痢などの原因となる場合あり
◆アレルギーの子には与えない
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→犬が食べてもいいもの&食べてはいけないもの種類別一覧【野菜・果物・食べ物その他】
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